その業者、大丈夫?悪徳リフォームの手口と対策

~悪徳業者の見分け方~

リフォーム業界は、多くの信頼できる職人や会社が活躍する一方で、残念ながら「悪徳業者」と呼ばれる存在も一定数存在します。被害にあわないためには、悪徳業者を見抜く目を持つことがとても重要です。

今回は、悪徳リフォーム業者の典型的な特徴や見分け方をご紹介します。


■ 悪徳業者のよくある特徴・手口

1. 飛び込み営業で不安を煽る

「屋根がめくれてますよ」「外壁が崩れかけています」など、突然訪問して不安を煽る業者には要注意。
本当に危険な状態かどうか、自分では判断できないことを逆手に取っています。

2. 異常に安い or 高額な見積もり

「この内容でその値段!?」と思うほど安い見積もりは、後から追加費用を請求してくる可能性大。また、相場を無視した高額請求も典型的な詐欺パターンです。
相場から極端に外れている価格には裏があります。

3. 工事内容が曖昧

「塗装一式」「補修工事一式」など、具体的な材料名や工法が書かれていない見積もりや契約書は危険。
詳細をあえて書かないことで、あとで好き勝手に施工する余地を残しています。

4. 契約を急がせる

「今だけ」「今日決めてくれたら割引」などと急がせる業者は、冷静な判断をさせないのが目的。
優良業者は、お客様にじっくり検討してもらう姿勢を大切にします。

5. 会社の実体が不透明

住所がアパートの一室、ホームページに社員や施工実績の掲載がない、電話番号が携帯番号だけ…という場合は慎重に。
「会社としての信頼性」をチェックしましょう。


■ 見分けるためのチェックポイント

チェック項目安心できる業者要注意な業者
営業方法紹介や広告、資料請求から突然訪問してくる
見積書の内容工事内容・単価が明記されている「一式」としか書かれていない
契約の進め方時間をかけて説明してくれる契約を急がせる
会社情報住所・代表者・施工実績が明確連絡先が携帯のみなど曖昧
口コミ・評判GoogleやSNSで良い評判が多い評判が出てこない or 悪評が多い


■ まとめ:信頼できる業者選びが最大の防御策

悪徳業者の見分け方を知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。「安いから」「急いでいるから」といった理由で即決せず、必ず複数社から見積もりをとって比較しましょう悪徳業者の手口は年々巧妙になっています。
でも、少しの知識と冷静な判断力があれば、防げるトラブルもたくさんあります。自分の家を任せられる信頼できる業者かどうか、じっくりと見極めることが大切です。

ABOUT US
永尾満則
九州技術専門学校・建築工学科を卒業して建築の道に入り、これまで20年間、職人として、一途に、住宅塗装、住宅リフォーム、店舗改修、マンション改修工事等様々な工事に携わってきた建築工事のプロフェッショナル。 所有している資格は、2級施工管理技士、危険物乙、石綿作業主任者、石綿調査士、2級管工事施工管理技士、簡易内管士、測量士補、2級電気工事士、等。とはいえ、人から頼りにされると断れない性格から‥お見積りに含まれない「サービス工事」も大得意とか。調理師を目指していたこともあり、実は料理も得意。炒め物・揚げ物・唐揚げ・トンカツ・ちゃんぽん・皿うどん等を家庭でも作るそう。21歳・18歳・16歳の男の子がいて、3男が後継者になればいいなと獅子奮闘中。
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